財務ハイライト

平成24年3月期 第3四半期レポート

連結経営成績に関する定性的情報

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とその後の福島第一原子力発電所事故により、企業活動に重大な影響を受けたものの、その後のサプライチェーンの早期復旧により、生産活動は回復傾向で推移しました。しかしながら、欧州の債務危機などによる海外経済の減速、円高基調の継続による国際競争力の低下、タイの洪水による海外生産拠点の被害など、先行きは極めて不透明な状況となっております。
このような状況のなか、当社グループでは主力事業である技術職知財リース事業においては、中期経営計画の達成に向けて、経営課題である人材の確保と育成のために、積極的に採用活動を行うとともに、社内研修の他OJTおよび社外サービスを活用するなど教育体制を強化し、顧客のニーズにあった高いスキルをもつテクノロジストの確保と育成を行ってまいりました。
サプライチェーンの復旧による生産活動の回復や復興需要、国際競争力回復のための開発力強化などにより、当社グループの主要取引先である大手製造業ではますます技術開発・製品設計が重要になっており、高いスキルをもつ技術者に対する需要が高いことから、当社グループではこれらの企業に対して積極的な営業展開を行った結果、受注が好調に推移し、第3四半期連結累計期間におけるテクノロジストの稼働率は概ね95%を越える高水準で推移いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,577百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益16百万円(前年同期は71百万円の営業損失)、経常利益28百万円(前年同期比400.1%増)、四半期純利益30百万円(前年同期比1,617.3%増)となりました。

なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。
①技術職知財リース事業
携帯電話市場の急激な需要変動等により情報通信機器関連で落ち込みがみられたものの、産業用機器関連、精密機器関連等の顧客企業からの取引が前年同期比増加した結果、技術職知財リース事業の売上高は1,557百万円(前年同期比13.0%増)、セグメント利益は223百万円(前年同期比112.4%増)となりました。

②一般派遣及びエンジニア派遣事業
子会社の株式会社ジオトレーディングの業績が堅調に推移したことにより、売上高は20百万円(前年同期比234.2%増)、セグメント利益は3百万円(前年同期比133.0%増)となりました。

連結財政状態に関する定性的情報

①資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の資産総額は830百万円となり、前連結会計年度末より91百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金、敷金及び保証金及び繰延税金資産の増加によるものであります。
負債総額は384百万円となり、前連結会計年度末より61百万円増加いたしました。これは主に未払費用及び短期借入金の増加によるものであります。また純資産は445百万円となり、前連結会計年度末より30百万円の増加となりました。
なお、自己資本比率は53.6%と前連結会計年度末の56.3%に比べ2.7ポイント低下いたしました。

②キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ55百万円増加(前年同期は175百万円の増加)し、403百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は60百万円となりました。これは主に賞与引当金の減少31百万円による資金の減少があったものの、税金等調整前四半期純利益25百万円、未払費用の増加43百万円、未払金の増加13百万円、売上債権の減少8百万円等により資金が増加したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は34百万円となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入4百万円等があったものの、敷金及び保証金の差入による支出34百万円、有形固定資産の取得による支出5百万円により資金が減少したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は29百万円となりました。これは主に配当金の支払額2百万円等があったものの、短期借入金の増加31百万円等により資金が増加したことによるものであります。

財務チャート (連結)

売上高

平成23年3月期(累計)

1Q 2Q 3Q 4Q
売上高 437 889 1,383 1,890
営業利益 -67 -83 -71 -54
経常利益 -38 -25 5 29
当期純利益 -40 -28 1 35

平成24年3月期(累計)

1Q 2Q 3Q 予想
売上高 520 1,038 1,577 2,163
営業利益 -8 -1 16 32
経常利益 0 9 28 47
当期純利益 -3 12 30 43

平成23年3月期賃借対照表

平成24年3月第3半期期賃借対照表

キャッシュ・フロー計算書

財務諸表 (連結)

賃借対照表 損益計算書 キャッシュ・フロー計算書
四半期連結貸借対照表(単位:千円)
資産の部 前連結会計年度
(平成23年3月31日)
当第3四半期連結会計期間
(平成23年12月31日)
流動資産
現金及び預金 348,375 403,463
売掛金 252,328 243,805
繰延税金資産 10,236 19,297
その他 30,149 35,392
貸倒引当金 △155 △149
流動資産合計 640,934 701,808
固定資産
有形固定資産 6,907 13,786
無形固定資産 6,676 4,863
投資その他の資産
     敷金及び保証金 66,009 96,165
     その他 18,413 14,100
     投資その他の資産合計 84,423 110,265
固定資産合計 98,007 128,916
資産合計 738,941 830,724
負債の部 前連結会計年度
(平成23年3月31日)
当第3四半期連結会計期間
(平成23年12月31日)
流動負債
短期借入金 83,336 115,000
未払費用 22,275 66,189
未払法人税等 6,192 5,462
賞与引当金 71,952 40,895
その他 65,432 77,810
流動負債合計 249,188 305,357
固定負債
退職給付引当金 73,978 76,446
その他 78 2,975
固定負債合計 74,056 79,422
負債合計 323,245 384,780
純資産の部 前連結会計年度
(平成23年3月31日)
当第3四半期連結会計期間
(平成23年12月31日)
株主資本
資本金 255,357 255,357
資本剰余金 254,755 252,668
利益剰余金 △93,872 △62,930
自己株式 △659 △659
株主資本合計 415,580 444,436
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 114 1,044
その他の包括利益累計額合計 114 1,044
新株予約権 - 462
純資産合計 415,695 445,944
負債純資産合計 738,941 830,724
賃借対照表 損益計算書 キャッシュ・フロー計算書
四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書) (第3四半期連結累計期間)(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成22年4月1日
至 平成22年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成23年4月1日
至 平成23年12月31日)
売上高 1,383,982 1,577,932
売上原価 1,036,898 1,130,917
売上総利益 347,084 447,015
販売費及び一般管理費 418,592 430,228
営業利益又は営業損失(△) △71,507 16,787
営業外収益
受取利息 4 4
受取配当金 184 71
助成金収入 77,714 12,453
その他 939 1,009
営業外収益合計 78,843 13,538
営業外費用
支払利息 1,200 1,455
株式交付費 450 450
その他 1 -
営業外費用合計 1,652 1,905
経常利益 5,682 28,419
特別利益
投資有価証券売却益 91 -
その他 2 -
特別利益合計 93 -
特別損失
投資有価証券評価損 330 13
投資有価証券売却損 - 1,362
特別退職金 - 1,200
特別損失合計 330 2,576
税金等調整前四半期純利益 5,445 25,843
法人税、住民税及び事業税 3,644 3,961
法人税等調整額 - △9,061
法人税等合計 3,644 △5,099
少数株主損益調整前四半期純利益 1,801 30,942
四半期純利益 1,801 30,942
賃借対象表 損益計算書 キャッシュ・フロー計算書
四半期連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円)
営業活動による
キャッシュ・フロー
前第3四半期連結累計期間
(自 平成22年4月1日
至 平成22年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成23年4月1日
至 平成23年12月31日)
税金等調整前四半期純利益 5,445 25,843
減価償却費 2,792 3,309
投資有価証券評価損 330 13
受取利息及び受取配当金 △189 △75
支払利息 1,200 1,455
投資有価証券売却損益(△は益) △91 1,362
賞与引当金の増減額(△は減少) △30,668 △31,057
株式交付費 450 450
売上債権の増減額(△は増加) △19,262 8,523
退職給付引当金の増減額(△は減少) 5,833 2,468
未払金の増減額(△は減少) △1,329 13,831
未払費用の増減額(△は減少) 24,169 43,914
未収消費税等の増減額(△は増加) 31,536 -
未払消費税等の増減額(△は減少) 14,967 850
預り金の増減額(△は減少) 7,804 △2,910
その他 6,894 △2,228
小計 49,885 65,750
利息及び配当金の受取額 189 75
利息の支払額 △1,236 △1,346
法人税等の支払額 △4,075 △4,283
営業活動によるキャッシュ・フロー 44,763 60,196
投資活動による
キャッシュ・フロー
前第3四半期連結累計期間
(自 平成22年4月1日
至 平成22年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成23年4月1日
至 平成23年12月31日)
有形固定資産の取得による支出 △130 △5,024
投資有価証券の売却による収入 248 4,502
子会社の清算による収入 666 -
敷金及び保証金の差入による支出 △302 △34,055
敷金及び保証金の回収による収入 2,458 262
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,942 △34,315
財務活動による
キャッシュ・フロー
前第3四半期連結累計期間
(自 平成22年4月1日
至 平成22年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成23年4月1日
至 平成23年12月31日)
短期借入金の純増減額(△は減少) 77,998 31,664
株式の発行による収入 49,381 -
配当金の支払額 △1 △2,035
リース債務の返済による支出 - △434
新株予約権の発行による収入 - 462
その他 - △450
財務活動によるキャッシュ・フロー 127,377 29,206
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 175,083 55,088
現金及び現金同等物の期首残高 147,104 348,375
現金及び現金同等物の四半期末残高 322,187 403,463

連結賃借対照表(要旨)

(単位:百万円)

科目

期別

当期
平成23年3月31日現在
前期
平成22年3月31日現在
資産の部
流動資産 640 457
固定資産 98 107
資産合計 738 564
負債の部
流動負債 249 168
固定負債 74 66
負債合計 323 234
純資産の部
株主資本 415 337
     資本金 255 230
     資本剰余金 254 229
     利益剰余金 △93 △122
     自己株式 △0 △0
その他の包括利益累計額 0 △7
純資産合計 415 329
負債純資産合計 738 564

1株あたり純資産

●資産
現金及び預金の増加、未収消費税等の減少等により、当連結会計年度末の資産総額は738百万円となり、前連結会計年度末より174百万円の増加となりました。

●負債
短期借入金と未払消費税等の増加により、当連結会計年度末の負債総額は323百万円となり、前連結会計年度末より88百万円の増加となりました。

●純資産
純資産は415百万円となり、前連結会計年度末より85百万円の増加となりました。

連結損益費計算書(要旨)

(単位:百万円)

科目

期別

当期
平成22年4月1日から
平成23年3月31日まで
前期
平成21年4月1日から
平成22年3月31日まで
売上高 1,890 1,916
売上原価 1,396 1,452
販売費及び一般管理費 547 637
営業損失(△) △54 △173
営業外収益 86 94
営業外費用 2 2
経常利益又は経常損失(△) 29 △82
特別利益 0 23
特別損失 0 26
   税金等調整前当期純利益又は
 税金等調整前当期純損失(△)
29 △84
   法人税、住民税及び事業税 4 5
   法人税還付税額 - △4
   法人税等調整額 △10 25
   少数株主損益調整前当期純利益 35 -
   当期純利益又は当期純損失(△) 35 △111

1株当たり当期純利益

連結包括利益計算書(要旨)

(単位:百万円)

科目

期別

当期
平成22年4月1日から
平成23年3月31日まで
前期
平成21年4月1日から
平成22年3月31日まで
少数株主損益調整前当期純利益 35 -
その他の包括利益 7 -
包括利益 42 -
(内訳)
   親会社に係る包括利益 42 -
   少数株主に係る包括利益 - -

●営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益29百万円、未収消費税等の減少31百万円、未払消費税等の増加18百万円等により資金が増加したことにより、営業活動の結果、得られた資金は91百万円となりました。

●投資活動によるキャッシュ・フロー
敷金及び保証金の回収による収入2百万円、子会社の精算による収入0.6百万円、敷金及び保証金の差入れによる支出0.3百万円等により、投資活動の結果、得られた資金は2百万円となりました。

●財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増加58百万円、株式の発行による収入49百万円等により、財務活動の結果得られた資金は107百万円となりました。

営業の概要

2011年3月期におけるわが国経済は、政府による景気刺激策の効果及び中国を中心としたアジア地域の内需拡大による輸出の増加に支えられた企業収益の改善が牽引となり、緩やかな回復基調となりました。また、雇用情勢においても依然として完全失業率が高水準にあるものの、持ち直しの動きが見られるなど明るい兆しもみられました。
しかしながら円高及びデフレ状態は依然として続いており、また、平成23年3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震による国内経済の悪化が懸念されるなど、先行きが見通せない状況となっております。
このような状況のなか、当社グループでは、主力である技術職知財リース事業において、営業力の集約化、営業所の統廃合など固定費削減策の実施、役員報酬の減額継続や雇用調整助成金の活用等の諸施策を引き続き行う事により経営資源の効率化を図り、より一層の高付加価値のサービス提供ができる体制の構築に努めました。
また、採用面においては顧客企業など他社が若手社員の採用を抑制するなか、当社グループではこれを優秀な若手人材確保の好機と捉え新卒者採用を積極的に行い、主要顧客エリアである東名阪の企業に対して重点的に営業展開致しました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は売上高1,890百万円(前年同期比1.4%減)、営業損失54百万円(前年同期は営業損失173百万円)、経常利益29百万円(前年同期は経常損失82百万円)、当期純利益35百万円(前年同期は当期純損失111百万円)となりました。

技術職知財リース事業

産業用機器関連、情報通信機器関連、電子・電気機器関連等の顧客企業からの取引が前年より増加した結果、技術職知財リース事業についての売上高は1,879百万円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益は173百万円(前年同期比106.9%増)となりました。

一般派遣及びエンジニア派遣事業

前連結会計年度において韓国子会社の株式会社ウリジオを売却したことにより、売上高は10百万円(前年同期比87.7%減)と大幅に減少いたしましたが、株式会社ジオトレーディングの業績が堅調に推移したことからセグメント利益は2百万円(前年同期比78.0%増)となりました。

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